「やりたいことはあるのに、場所がない」人を何度も見てきた
- まや ふじの
- 1月13日
- 読了時間: 3分
更新日:1月15日
こんにちは。和歌山大学前駅直結レンタルスペース「エスタシオンホール」の運営をしています、ミライのミカタ合同会社 代表 ふじの まやです。
このnoteでは、2026年1月スタートした事業のお話をちょっとだけしていきます。
-「やりたいことはあるんですけど、場所がなくて」
この言葉を、私は何度も聞いてきました。
一度や二度ではありません。
思い出すと、顔がいくつも浮かびます。
教室を開きたい人。イベントをやってみたい人。小さくても、本気の企画を抱えている人。
そのたびに思いました。
問題は、やる気でも才能でもない。
ただ、場所がないだけなんだと。
だから私は、駅前でレンタルスペースの運営を始めようと思いました。
多くの人が最初に検討するのは、コミュニティセンター。
安いし、使いやすそうに見える。
でも、実際に話を聞くと、続く言葉はだいたい同じ。
少額でもお金が取れない。
飲食の制限が厳しい。
販売はできない。
「それは営利ですか?」と毎回聞かれる。
実際にいろんなイベントに関わってきた中で、
うまくいかない場面や、小さなトラブルもたくさん見てきました。
気づけば、やりたかったはずのことが、少しずつ削られていく。
安い代わりに、できる範囲がものすごく狭い。
その現実に、何度も立ち会ってきました。
それで。
だったら、もっと幅広い「やりたい」を、そのまま受け止められる器があってもいいんじゃないか。そう思うようになりました。
最初から明確に線を引かない、用途を決めすぎない、正解を貸す側がガッチリと用意しない。
使う人が考えて、試して「これでいいんだ」と思える余地を残したかった。
もちろん、迷ったり分からなくなったりしたときは、
一緒に考えたり、支援や提案をすることもあります。
レンタルスペースという形を選んだのは、
丸投げでも管理でもない、その間をつくりたかったからです。
正直に言うと、
レンタルスペースを「使いやすく運営する」のは、結構むずかしいです。
ルールや制限そのものが悪いわけじゃない。
そうである理由があるはずだから。
でも、中が見えなくて入りづらかったり、
どう使えばいいのか分からなかったり、
使う前から遠慮してしまう設計になっていることが多い。
そして、場所貸しだけではあまり儲からないのも現実です。
続かない仕組みは、応援を続けられません。
そう感じるようになって、
この春から、カフェを併設することにしました。
いまの場所は、駅前なのに 少し座って休める場所が、意外と少ない。
暑い日も、寒い日も、
人はただ行き来しているだけで、立ち止まる理由がありません。
コーヒーを飲んで、あたたかさや涼しさを感じて、「ちょっとホッとする」。
そんな時間があるだけで、場所の空気は変わるはず。
ここがただの通路ではなく、
人が立ち止まって、ちょっと羽休みできる駅前、止まり木になればいいな。
そうとも、考えています。
レンタルスペースも、カフェも、まだまだこれからです。
不安もあるし、完璧なんてないと思っている。
でも、それでも、「やりたい」と思える・言える場所を、この駅前に作っていきたい。
カフェのことや、この場所をこれからどうしていきたいかは、また別の記事で書こうと思っています。
もし、「なんかいいな」「ちょっと見てみたいな」と思ってもらえたら、それだけで十分です。インスタとかエスタシオンホールLINE公式で気軽に声をかけてもらえたらうれしいです。




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